百聞は一見に如かず「ポートランド&シャスタの旅④」

☆Lady gagaかMadondaか?いや、いや、ネイティブアートです@ポートランド美術館

ポートランド2日目に行ったポートランド美術館。実に多彩で作品の数も多くとっても充実していたので、今日はここをご紹介。まず、意外にもモネやセザンヌ、フランシスベーコン、レンブラント(!)など巨匠どころの作品や印象派も多数ありまして。そういった古典的なものだけかと思えば、コンテンポラリーアートも充実。われらが草間弥生先生もありましたよ。それからヨーロピアンアート、宗教画などもワンフロアを独占。まぁ、とにかく広い数が多いのなんの・・・なんだここは?と思ったら、アメリカでは7番目に古い美術館だそうで、3万2千点!もの所蔵品のあるUSでも大きなたぐいの美術館だそうです。(Wiki先生情報)

美術館の外観はこんな感じ。企画展はネイティブファッションコレクションもやっていました。さらっと通り過ぎるくらいだったけど、ハイブランドがどういう風にコレクションにネイティブ感を取り入れているのか?という内容でしっかり見たらなかなか面白そな内容ではある。ただ、私たちは前段の印象派やらコンテンポラリーアートを見ていたら、あっという間に時間がすぎてしまい、閉館30分前に警備員さんにせかされながらやっとネイティブアートの階に走って入ったというていらくなので、横目で眺めるくらいでしたが。

さて、本題、ネイティブアートのエリア。ははっきり言って圧巻です。写真Okだったのでいくつか紹介しますね。

写真でもご紹介できないくらい巨大なのから、細かい織物、ビーズのアクセサリーのようなもの。トーテムポールから、小さい土器や道具などあらゆるタイプが勢ぞろい。もっとゆっくり見たかったなあ…30分ではほんと全然足りない汗

ここにあるものはアメリカ南西地区、そして北米地区のものと大きく2種類に分かれるようです。この北米地区のカヌーやトーテム、なんかは星野道夫の世界。アラスカや北米のファーストネーションの風合いのものが多数あります。こういうの、初めて見たかも。で、やっぱりどうしてもアイヌ伝統工芸と重ねてしまいます。実物は本当に凄みがあり、じっと観察していると冬極寒の中、暗く浮かび上がる海がふつふつと浮かんでくるようです。雪のものすごく美しい白色の光と対象になっている映像イメージ。うーん、アメリカっていうか完全にアラスカっぽいな。私のイメージは。

もう作者がいないにしても、「息吹」「生」「魂」が感じられる作品がとても多くてハートがジンジン。私も北(仙台)の人間なので、何か通じるものがあるのかもしれませんね。そんな風に心に迫る作品が沢山あったポートランド美術館でした。

つづく・・・

次回はトレッキング!ポートランドのあるコロンビア州は自然もいっぱい!

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