植物療法(フィトセラピー)とアロマテラピーの違い

昨日は、台風一過でとても太陽の光が強く感じました。日本古来の神道では天照大神、ギリシャ神話ではアポロン、エジプトではアメン神やラー、ヒンドゥーでは、ミトラ神、などなど。古来から、人間は太陽を「神の象徴」として信仰してきました。

★天照、ラー、アポロン、3者3様…

太陽の光によって、植物が光合成をしていて、光合成をする植物が酸素を出していて、それで人間は呼吸をしている。そもそも地球で、人間や動物が生きるために必要不可欠な太陽光線。

太陽の光線は、可視光線、紫外線、赤外線に分かれていて可視光線は、プリズムを通すと7色に分光して見えます。光は光子(フォトン)で、波長を持っていて振動しておりその振動の幅によって「色彩」が生まれます。

さらに、紫外線はAとBに分かれます。Bがメラノサイトを刺激してメラニン色素を作り、Aが酸化させて褐色に。つまりシミができてしまうのは紫外線のせい。紫外線というとその「シミ」にばかり注目があつまりますが、ホルモン生成や免疫の向上、生理的現象や細胞の活性化などにも影響を与えています。

古代の世界各国で「太陽」が信仰されていた理由を現代風に説明するとそんな感じ。

そういう風に、古代の叡智や目に見えないからないと思われていたことが、科学や現代の最新の研究などで、わかっていくことってとってもワクワクしてしまいます。

前置きが長くなりましたが(笑)今日は、よく質問される「植物療法(フィトセラピー)」と「アロマテラピー」の違いについて。私は、日本フィトセラピー協会認定インストラクターなので、そちらの定義によりますね。

一言でいうと、植物療法>アロマセラピー。概念が広いということです。植物療法は、「フィト」で「セラピア」=「植物」で「治療や療法、奉仕」をすること。アロマセラピーは「植物」の「香り成分=芳香成分」を使って、「治療」や「療法」「奉仕」をすること。

「アロマセラピー」では、「芳香成分」を皮膚から「経皮吸収」したり、蒸気として鼻孔から吸収したりという方法で、身体や心に働きかけます。アロマテラピーに使われる精油(アロマオイル)は「芳香成分」の多い植物から「抽出」して使われる「高濃度」なものです。なので、肌に直接つけたりはせず希釈して使うのが基本です。

「植物療法」の中には「アロマテラピー」の他に「園芸療法」「森林療法」「花療法(フラワーエッセンス療法)」「フィトケミカル栄養学による食事療法」などがあります。

次回以降、それぞれの領域を少し深堀りして説明していきますね♪

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