マザーズコーチングスクールでハーブティを

☆マザーズコーチングスクールのtextはピンクの熊でかわいい。内容もとてもわかりやすいです♪

卒業してから数年後、大学で「カウンセリング」の講義をされていた心理学者の先生にお会いしました。その時に、「カウンセリングはコーチングにしてやられている」「コーチングがすごいスピードで広がっている」とおっしゃっていまして、私が「コーチング」という言葉を初めてしったのはその時だったように記憶しています。

「ふーん。」と思って調べていなかったけれど、出版社営業時代の先輩である松浦美里さんによれば、

「カウンセリングは落ちている人を通常の状態まで持ってくる。コーチングは普通の状態のひとをより良い状態へいざなう」

点が最もちがうところだそうです。さらに「コーチングは昼のキャバ嬢やホストともいわれている」のだとか(笑)

「人間関係」が煩わしいゆえに、洞窟や森の中で庵でも作り、野生するきのこや植物や藻なんかを食べて生きている仙人のような人でないかぎり、人は「人間関係」の中でいろいろなことを「頂き」「差し上げ」毎日の生活を送っていると思います。

八百屋のおじさんとの会話から、スターバックスのおねえさんの笑顔から、そして上司や部下とのやりとりや、食堂のおばちゃんとの会話、通勤電車の中で人が発散するいろいろなもの…さえも人間関係。声になって現れることだけではなく、その人の発散するエネルギーや周辺に漂う気配のやり取りも含めて、本当にたくさんの「やり取り」をしているのだと思います。今はインターネットなんて便利なものもあるので、ソーシャルメディアを使えば遠く、ロシアの女性からコメントが来たり、笑顔マークが送られてきたりとか。それだって立派な人間関係。

その「関係性」の最小単位は言うまでもなく「家族」なのだと思います。生まれたときから、言語が形成される前までの経験、そしてそれ以降の幼年期、青年期と発達は「家族」とともにあり。たとえ血がつながっていなくても「一緒に生活を共にする」ということでの影響は図りしれません。

「マザーズコーチングスクール」では、この「家族の人間関係」それも、沢山の時間を過ごす事が多い「母親との人間関係」を学びます。今回、松浦さんの主催するマザーズコーチングスクールでハーブティをシェアさせていただきました。

☆なぜか、母のハーブというと「ブルーマロウ」を思い起こしてしまう私。たぶんうちの母が紫が好きだったからだろうな。マロウの花は紫色です。入れると青色になる不思議なお茶です。

せっかくなので私も体験させていただきましたが、はっきり言って結構「濃厚」なワークです。「技術やスキル」の話なのかとおもいきや、内面を掘り下げ、玉ねぎの皮を一枚づつ、ペロペロと剥いてようなワークが続きます。たまに掘り下げが甘かったりすると「松浦先生」から「どうして?」「それはどういう意味?」と「具体的にいうと?」などの「質問」が飛び、さらにどんどん深いところにもぐっていく感覚を味わいます。コーチングのだいご味はこの「質問」なんだなぁ、と実感。

というのも、私が学んだロジャーズ派のカウンセリング技法では「質問」はあまり重視されません。「傾聴」と「共感」が最も大事。(今は違うのかもしれませんね)最初に相手との「信頼関係」が成立しないうちに色々な事を「質問」してはいけない。けれど、それって基本的にカウンセリングは「傷ついた人」「敏感になっている人」などを対象とするからというわけでコーチングでは上手な「質問」により「気づき」を与えることが重視されているそうです。

最終的には、「私が信じている規範」が洗い出されて、「人間関係」における自分の対応パターンが見えきます。この「自分自身のパターン」を客観視できるようになったら、しめしめ・・・という感じ。

☆マゼンダカラーは母親の色。メッセージは、日々の生活のコマかなことに、愛情を注ぐこと。日本の色=おもてなしカラーという感じもしますね。

素敵だなぁ、と思ったのは「自分の対応パターン」は「悪いことでも良いことでもない」「変える必要もない」とはっきり伝えていたところ。ただ、その自分の「パターン」を人に押し付けない、人を変えようとしない。ということが大事だと。

人間関係で一番大事なことは、私はじつは「そこ」だと思っています。

それぞれのバッググラウンドで、それぞれのプロセスで人生を歩いているのに、関係ない人に「あなたのやっていることは間違っている」と言われることほど苦痛なことはないと思います。(もちろん、反社会的行為や自死のような特別な場合は除きますが)

その人の事情や、その人のプロセス、その人の感情を無視した「他の人の見ている現実」からのアドバイスは「悪」だとさえ思います。

何かをアドバイスするような時も、それはあくまで「私の考え」であり「あなたは自由にしてよい」という「隙間」を必ず残しておきたいですよね。でも密着しすぎているせいで、そのことがとっても難しいのが「家族」というシステムで、とくに「子育て」の場面においては我が子がかわいいばかりについつい「それはこうやったほういい」「それはやらないほうがいい」と言ってしまいがちになります。企業の場面で、自分の部下にもそう言ってしまうニセ母性愛の強い人もよく見かけますが(笑)

そんな濃厚なワークの後なので、喉を潤すマローブルーと女性性を上げるローズ、そしてランチ後の消化促進を考えたペパーミントでブレンドしたハーブティを提供させていただきまた。

植物は何も言わないんだよなぁ。でも、何も言わなくてもそのノンバーバルな佇まい、エネルギーや香りは、体や心を自然にサポートしてくれるような気がします。

☆シャスタのひまわり、何も言わないけれどとってもパワフルなエネルギーを感じました。

今回、参加させていただいたマザーズの皆さま、そしてとてもパワフルに3人の子供たちを育てながら社長としても活躍する松浦さん(通称:隊長)、本当にありがとうございました♪

 

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