【サトル・ハーブ療法シェア会】予習②エビデンスの本当は?

とっても基本的なところで、押さえておきたいけど「今更聞けないな」っていうのがこの「エビデンス」という言葉じゃないでしょうか?「エビデンスはある」っていうのは、ハーブを勉強し始めて聞くようになりました。どういう意味?ということで、解説していきます。なぜならこれ「科学的根拠があるか」という話と深く関わってくるから。

そもそも、これはEMB(Evidence Based Medicine=科学的根拠に基づいた医学)が、1990年代にアメリカで提唱し始められたことから。元は、カナダのマクスター大学の教授の教授らにより発表されたもの。

EBMとは、一人一人の患者のケアについて意思決定するとき、最新で最良の根拠を良心的に、明示的に、賢明に使うものである。EBMの実践とは、個人の臨床的専門技能と、体系的調査から得られる最も入手しやすい外部の臨床的根拠との統合を意味する。

最初は上記だったものが、EBMのハンドブックを改定する際に、以下のように変更されたという話です。

臨床的専門技能と患者の価値観とを、最良の調査結果に基づいて統合すること。

「患者の価値観」がエビデンスとは、に入ってたって知ってました?結構私は、びっくりしました。エビデンスっていうのはあたかも「科学的な根拠」の事のように語られるけれど、実際は「患者の価値観」と「最良の調査根拠」と「臨床的専門技能」を統合して医療現場で使っていこうよ・・・という提唱なんですね。

でも、日本ではとにかく「エビデンス=科学的根拠」と捉えられがちで誰も「患者の価値観」などという言葉が出てくる人はいません。そして、ハーブやアロマテラピー、エッセンス療法などに携わると、携わっている人が躍起になって「エビデンス」と言っていることがあります。ああ、私も踏まえて(笑)

怪しくないって言いたい。納得してほしい。だって「じぶんにはよく効いたわけだし、進めた人はみんな良いって言ってくれるよ!こんなユーザーズボイスだって事例も症例の記録もあるんだ!」って言いたい・・・ってなる。

さて、そういうことを踏まえて、アロマやハーブやエネルギー療法や、サトル・ボディ関連の商品、代替療法のセラピストさん、療法家の皆さんはどのように自分のサービスを説明しますか?その点について、対話してみませんか?

参考文献:「代替療法はなぜ効くのか? 帯津良一 春秋社」

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