令和まであと3日、日本のかおり、精油をひろめていきたい
☆出雲大社の本殿につくまでの松林。神社と森もセットですよね。
『身土不二』という仏教の言葉がありますが、人間の身体と人間が暮らす「土地」とは一体で、切ってもきれない関係にあるという意味です。体の75%、脳の90%は「水」でできているだけあって、豊富な水源による恩恵は計り知れません。
☆日本有数の湧き水、柿田川源水
それから、もう一つ日本の国土面積に対する森林率は世界第2位。フィンランドに次ぐってすごいことです。
https://watashinomori.jp/study/basic_01.html
国土の約7割が森林て…改めて考えてみるとびっくりでしょ。ただ、少子高齢化や都市部への人口集中などから森林を管理する人の数は年々減ってしまっています。さらに、木材を使った家を創る人がいなくなり、木材需要も減っているとのこと。そこで、日本にたくさんある木材屋さん達は考えた。
新規事業として、樹木から精油を抽出して新たな産業としよう!!!
そんなわけで、「ご当地アロマ」が花盛りとなりました。昨今「道の駅」などにいくと必ずといって「ヒバ」や「ヒノキ」精油や精油を使ったアロマスプレーなどがありますよね。
ただ、この全国に散らばった材木屋さん、柑橘農家、ハーブ農家の皆さん…
ほとんどが少数精鋭、家族経営、がほとんど。やれることに限りがある。特に消費者やアロマ好きに「こういううのありますよ」と情報を伝達するということが難しいと感じられている方たちが多いそうで。
そこで、この人たちが立ち上がったそうです。
『人の暮らしと香りに関する研究の第一人者で、日本を代表する研究者の谷田貝光克先生(東京大学名誉教授)谷田貝先生の熱い思いは、日本の香りの文化に貢献している国産精油の生産者のサポートをすること。同じ思いを持つ林真一郎先生や小林彩子さん、思いを広げるお手伝いをしてくれるJUKこと大宿英介さん』
先日、KUKURI GRID NEOの際に作ったエッセンスに日本の精油を使ったのですが、これがまた、使用してくださった方の評判もとても良かったです。懐かしい香りだといわれることが多く、どこか皆さんのDNAに響くものがあったのかもしれませんね。
海外の精油を使うのが普通みたいになっているけれど、私達の身体に心に本当に馴染む精油、できたらヒーリングレベルの日本の精油ができたら本当にいいのに。どうしても距離がある海外産のものに比較して国内なら、新鮮な香り、日本人の好みにあった香りを届けることができる。
そんなことを思ったので私も「ふるさと精油をつなぐ会」の発足会に参加してきました。
大盛況。右奥が谷田貝光克先生です。森林の樹木の中に含まれる香成分の化学的な効果、最新の実験結果の話などなど尽きることがない情熱。研究者ってかっこいい。そのあと、生産者の方のお話も聞くことができてとても有意義でした。色々大変だけれど、海外に輸出を考えている方や引き合いがある方などもいてこれから、そういう話も増えてくるんだろうね。日本の精油の良さを日本人がまず分かっていきたいけれど。
ヒノキスプレーなどお土産が付いてた!さっそくエッセンススプレーをつくろう♪
令和まであと3日!の気づき
そのままですが、日本のかおり、精油の良さをもっと広めていきたい。レッスン&セッション、でも活用していきたい!
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