まほろばのNARA*MIWA@2018KYOTOLOG
★箸墓古墳:倭迹迹日百襲姫命のお墓、卑弥呼の墓ではないかという話もあります。
年始に、福岡でお会いした堀内亜紀さんは、三輪在住のアーティストで神々や自然の精霊の絵を描いてらっしゃいます。その中で大物主と少彦名は大三輪神社に奉納されていて、私はこの大物主様が大好き。大物主と言えば、「白蛇」「龍」みたいなイメージがあるんですが、このお方のほうが私は「大物主的」であると思うんですよね。理由は分からない(笑)絶対、理由があるんだろうけれど、私に説明できるすべはなく「なんとなく」そう思うだけ。でも好きなんですよねえ。このお方。大三輪神社の「さかきの間」にございますので、祈祷受付に申し出るとみることができますよ。
さて、奈良の旅③です。
最後にやっぱり大三輪神社と桜井市。
大三輪神社に到着した時にはすでに4時過ぎになっておりまして。
太陽がぐわーんと大きく迫ってくるような時もあり、なかなかいい感じです。
大三輪神社にお参りしてから、堀内亜紀さんと落合い、「檜原神社に行きつけなかった」お話をしたら、そちらにも連れて行っていただけた。道が…わかりにくい…というか道幅が狭い…車で単独で行くには結構しんどい道でした。
檜原神社につくと何人かカメラを構えて、山のほうを見ている。1人のおじさんが「秋分の日の近辺には、二上山の間に丁度太陽が落ちる。あんたたちは偶然来たんだったらラッキーや」と教えてくれた。確かに美しい!
でもカメラの皆さんが、お尻を向けている本殿のほうもかなり素敵ですよ。私はここが大好き。
大三輪神社と同じく三つ鳥居が特徴的。ここには、豊鍬入姫により天照大神が祭られていますがこの地から伊勢にたどり着くまで、色々な場所を巡ってゆきました。だから、伊勢の始まりはこの地なんですね。
檜原神社を出るとさらに夕刻が迫り。まほろばの奈良はただただ美しく。
見とれてしまったのですが、亜紀さんが「箸墓古墳」と「纏向遺跡」に寄ってくださった。
箸墓古墳、倭迹迹日百襲姫命の墓とされています。倭迹迹日百襲姫命=卑弥呼だとの話もありここが卑弥呼の墓だったのでは?という風にも言われおり。上から見るとものすごくキレイな前方後円墳で、全国各地の前方後円墳のモデルになったともいわれる。横から見てもものすごく美しく、片割れ時と相まって感動を呼ぶ。さらに、最近発掘調査されて分かった卑弥呼の居住跡だったのではないか?と思われる纏向遺跡へ。
得も言われぬ不思議な雰囲気。不思議好きにはたまらない。
ここに卑弥呼が住んでいたかもしれないと思うと何とも言えない。隣には電車が通っており、線路の際にある。これもなんだか不思議。
今年の5月に、ここから3000個弱の3世紀ごろの「桃の種」が発見されていよいよここに邪馬台国があったのではないか?と有力視されているそう。
邪馬台国の卑弥呼は歴史的にも有名だけれど、きっとわかってないだけでいろいろなところに古代の豪族がいたんじゃないのかな。例えば、東北地方でも蝦夷と言われた一軍の中に女性の統率者の集団がいて朝廷と争ったと言われていたり、九州のほうにもそういう一族がいたとか。
いろいろなことが分かってくると日本の成り立ちがくっきりしてきますね。学生のころから、日本史の教科書、特に神話は「どーせ、お話でしょ」と思ってまったく信じてなかったし、むしろ「神話哲学」とか「文化人類学」が好きでした。でね、今も「お話」の部分はあんまり信じてないのですよ、私(笑)
なんで神社だったりパワースポットみたいな場所に行くかというとやっぱり「日本の不思議」「世界の不思議」を体験したり、探検したいだけなんだろうな。実際、身体や心の感覚やその前後に起こることが変わってきたり、勝手に導かれてしまうのは事実なので、その「不思議」なことをもっと体験したり、皆に「不思議なんですよ」「おもろいんですわ」と伝えたいだけなんだろうと思います。
そんなわけで、京都から奈良への不思議な一日の記録でした。
そのあと、正福寺という不思議な寺の不思議住職に会った話とか宇宙マッサージのプリミ恥部さんに会ったとか、いろいろおもろい話もありますが、またこんどね~♪
そんな、不思議好きな植物療法士が放つ、スキンケア講座は不思議がいっぱいです♡いや、(笑)ちゃんと科学や化学の知識も詰め込んで(笑)皆さまの毎日のスキンケアを天国にする計画でございます♡こちらも、どうぞよろしく願いいたします。