エルダーフラワーのコーディアルレシピ

エルダーフラワーは、紀元前460年ごろに活躍したヒポクラテスや古代ギリシャの医師ガレノスがその処方を記している薬草。あのローマの大プリニウスも「博物誌」の中でも紹介しているくらい古い時代からいろいろな用途で使われてきたメディカルハーブです。さらに、アメリカの先住民の間でもさかんに用いられており、米国では「インフルエンザの特効薬」と言われているそうですよ。(ヒルデガルドのハーブ療法:フレグランスジャーナルおよびファーマシューティカル アロマテラピー&メディカルハーブ 林真一郎著より)

そのコーディアル(シロップ剤)は、甘くて少し懐かしいような風味。ヨーロッパ伝統のエルダーフラワーコーディアルを「色と植物」的にアレンジしてみました。

朝晩が少し涼しく感じて秋の気配もする季節の変わり目です。体調を崩しやすい時期でもありますから、十分みなさまお気をつけて、残りの夏を楽しみましょう~!

☆彡「色と植物」的エルダーフラワーのコーディアル☆彡

(材料)

エルダーフラワー:ドライ、ハーブティ用に売っているもの 15gお水:400CC はちみつ:小さじ2 お好きな柑橘類のしぼり汁

(作り方)

1.水とエルダーフラワーを小鍋で水から煮だします。

2.お水が沸騰したら、蓋をしてそれからさらに7~10分、弱火でたまに混ぜながら煮だします。

3.エルダーフラワーのエキスが充分出たら、クッキングペーパーか、コーヒーフィルターで濾します。ただ濾すだけでなく最後の一滴まで絞り出す♪

4.温かいうちにはちみつを入れてしっかり混ぜる

5.ゆずやレモン、カボスなど柑橘系のしぼり汁をお好みで。これは飲む直前でいれてもよいです。私は後入れ派かな。ゆずも香りが立ってとってもおいしいですよ!

6.冷めたらガラスの密閉容器にいれて冷蔵庫に保存。だいたい1週間以内に飲み切ってね。

(アレンジレシピ)

お水や炭酸、温かいお湯や他のハーブティと割っても、おいしくいただけます。3~4倍に割ってくださいね。それから、胃の調子が悪い方は控えたほうが良いかも。お体の調子を見て、量を加減してくださいね。

こんな風に、カンパリ×炭酸水×フレッシュミントの組み合わせも!色も素敵でしょ!夏の終わりに、すっきりしたさわやかなカクテルができます~。

Enjoy with me!

 

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