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水が感じ、水が考えているに違いない

Renewが始まる柿田川

一日目、21日はかなりの土砂降りでした(笑)宇宙元旦&春分&満月というなんだかお祝いのような日なので、この日にエッセンスを作りたかったんですけれども、それって、なんだか今考えると「安っぽいな~」「そんなことしなくてよかったな」って思っちゃうから不思議だね。

本気の土砂降りから少し小雨になったので、柿田川公園へ。雨のおかげで人も少なかったし、とてもとても素敵な場所で魅了されました。「いい場所」すぎたので、伊豆か修善寺の温泉にでも浸かって帰ろうかなって感じだったのですが、「これは2日目もくるべし」となりました。この旅はよく「木」と対話していたようで(無意識)、夫によれば「木を見ていることが多かった」と言われました。なんでかな。

  

 

 

その晩、ホテル近くの地元民ご愛用のようなご飯屋さんに行った際、ちょうどイチローの引退が発表された時だったと思います。テレビでは、最近出番がなかったイチロー選手が、打席に立っていました。すると、ちょうど後ろの席に「ホテルで宴会をした帰りのおじさんたち6名」が陣取りました。個室でもなく、席の間も近く会話が丸聞こえ。そして、一人の「先生」と言われる人がひたすら過去の女優に関する猥談に花を咲かせている。だれも「それは何年前の話なんですか」とも「だからどうしたんだ」とも「何が言いたいんだ」「帰っていいですか」とも突っ込まない。「困った新橋の親父」はどこにでも出没するんですね。

ねっとりした刺身といい、生臭さの残るウナギといい、どうにも、店の雰囲気に耐えられなくなって「おあいそ」して、次の店へ。次の店は、チェーン店ながら、なかなか良い店だったのでまあ、いいかと思ってホテルに帰ると、胃のあたりが気持ち悪くなってきた。吐き気が抜けない。これは、あのねっとりした熟成刺身にあたったのか?と吐き気を抑えながら、とりあえず大浴場へ行こうと思った。

そして、はっとした。「あ、私、エッセンス大量にもってきてるじゃん」

そこで、いくつかエッセンスとりだすと特に「毒気に良い」「浄化」「統合」のものを2~3種類パッパと飲んでいく。

ククリグリッドのスプレーもこの際に部屋にまきまくり、全部使い切ってしまいました笑

そうして、大浴場に行ってお風呂につかると、あれよあれよという間に気分が良くなってきた。

「極楽、極楽」

とさえ思う。戻ってきたら、夫が「なんだか気持ちが悪い」と言い出す。「これこれ!」とばかりエッセンスを投入する。→お風呂に入ってくる。→すっきりしている。

まあ、これこのケース、私の場合、夫の場合は良くなったというだけで全員に当てはまるわけではありません。けど、やっぱりすごくこれはありがたいなあ。という気持ちになる。

次の日は、快晴でした。

 

上記の写真に出ている、柿田川を守る活動をされている下川原さん。柿田川についてのお話を聞かせてくれました。Instagramのプロフィール画面、ストーリーズのアーカイブ「旅ログ」に下川原さんのお話ログがありますのでよかったらきいてみてくださいね。

そのあと、自分のためのエッセンスを一つだけ作りまして。

 

どんどんあふれ出てくる、湧き水のような喜びにフォーカスする。

毒気のある人や空間からの「矢」とか「視線」とか「思い」をはねのける。

そして、「混雑」「混乱」から、一瞬で「いまここ」の「柿田川」に戻ってこれるように。

そんな感じのセレクトと思念で自分のためにブレンドしました。

下川原さんが募金のために販売されていたはがきの裏に、こんな詩がありました。地元出身の詩人、大岡信さんの詩です。

「故郷の水へのメッセージ 大岡信」

地表面の約7割は水でできている。人間の体の約7割は水でできている。私達の最も深い感情も思想も

水が感じ、水が考えているに違いない。

水と私達は切っても切れない関係があり、私達の生命の源といってもよいもの。柿田川の湧き水群は本当に大事な場所で、日本にはまだまだこういう「守っていかなければいけない場所」があるんだろうなあと感じました。

最初に来たインスピレーション、「Renew」の意味は最後まで分からなかったけど(笑)、水とのつながりを深める旅になったのではないかと思っています。

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