☆写真は、須佐神社(出雲)
2月3日、仙台での個人セッションの合間に仙台英巫女こと、米澤英魅子さんと神社巡りをしました。
宮城県は、とても「地元の神様」が大切にされている地域なのです。うちの実家は、仏教派で神道は初詣に神社に行く程度だったのでわからなかった。えみちゃんに言われてやっと「そうか~なるほどな」と宮城県と神社の関係がうっすらとわかってきました。
まず連れて行ってもらったのは、熊野神社。東北は熊野神社への信仰があつい地域ですが、熊野三社巡りができるのは全国でも仙台だけ。名取熊野三社といって、熊野神社が地形的にも再現されています。どこも神様の気配がきちんとある=大切にされている場所でした。そういえば、私最近自由が丘の「熊野神社」に良くお参りしていたのを思い出しました。ハーブの仕入れに行くついでなのですが、とても大好きな神社です。熊野神社とのご縁がつながったのを仙台で実感。
そのあとに、金蛇水神社に連れて行ってもらいました。ここは、気になっていたけれどなかなか来れなかった神社。水神をお祭りしていて、さらに大国主、少彦名、弁財天。なんとなく「三輪っぽいなあ」と思っていました。見た目は、全然ちがうんだけれど空気感というのかな。
金蛇大神 (水速女命)
古くよりこの地に祭られる水の神。古来、龍や蛇は水神の化身とされる。
財力 (商売繁盛・金運円満)、
生命力 (厄除開運、病気平癒)、
生業の守護 (五穀豊穣・大漁満足・海上安全) の神として多くの信仰を集めている。
また相殿神に 大己貴命(大国主命)・少彦名命をお祭りしている。
金蛇弁財天
境内社には同じく水の女神である弁財天をお祭りしている。
こちらも金蛇弁財天として篤く信仰されており、財力と知恵、技芸の向上の神 徳を有する。
7月第一日曜日の例祭日には、神像が御開帳される。
金蛇水神社HPより
で、ここ実は私の産土神様だった…と今回はっきりわかりました。国分町4丁目が生誕の地らしいのですが、そのすぐそばに金蛇水神社の分霊社がちょこんとあったんです。母も覚えていて「そういえば、ベビーカー押して良く前を通ってたわね」とのこと。えみちゃんのおかげで、産土神様ともつながる神社巡りとなりました。
で、この話の後日談がこれまた面白い。先日堀内亜紀さんがfacebookで私の前のブログをシェアしてくださり、コメントで「ヤマタノオロチ女神説」というのが出てきてなんだかすごく気なってしまったので、調べたのですね。どうも、あきさんのお友達のくまがいももさんの説みたいだったのでここにシェアさせていただきます。
お、面白い!これ!!金蛇水大神て水神で女神だし、そして弁財天も祭られているし。そうするとやっぱり「ここは三輪っぽい(大物主)」と思ったのも納得だし、ヤマタノオロチっていえば出雲や山陰。出雲っていえば、東北人とDNA近いということが近年の研究で分かっている。たぶん出雲族の一部の人たちは、東北へ来ていたんだろうと思います。それで、ヤマタノオロチは女神かも?となれば、またまた、この先の展開がさらに面白くなりそうです。
とにもかくにも、私の産土神様は、蛇の神様だったんだなあ。なんだか、面白い。去年弁財天祭りだったのも納得な気がしている今日この頃です。