英会話とわたくし その2

今日のアイキャッチ画像は『魔女の宅急便@スタジオジブリ』より

キキのママ「コキリさん」がくしゃみの薬を作っているところです。フフフ。

さて、昨日の続きです♪

英会話とわたくしその1はこちら

今年は久々に海外旅行に行くことになりました。私と夫にとってハードルが高い個人旅行。さらに、「ザ観光地」ではない場所に行くので、初歩的な会話くらいはできないと全く楽しめない旅になりそうな予感がします。

そんなわけで、私は「オンライン英会話」を始めることにしました。比較検討の結果、大手D社のオンライン英会話に決めました。複数の国にまたがっているので、いろいろな国のひととお話しができそうなのが楽しいなあと思ったからです。受けた人が直接「評価」をする口コミ形式の先生評価サイトや教材も充実しているし、WEBサイトのインターフェースが分かりやすい。無駄なパーソナルレコメンデーション(これ、ほんとにいやなんです、私)もなしでシンプルなのも好ましい。

こうして、人生何回目かの「英会話学習」がスタート。

【学習メモより】

一日目:30代フィリピン人女性。めちゃくちゃ明るくて楽しい雰囲気。自分の人生で一番よかった経験は子供を産んで育てていること。子供2人。趣味は料理、読書。

学んだこと:明るくて優しくて、助かった!How are you!と言われたら「I’m good、and you?」ビデオが見えますかと聞かれたら「I Can see you!」私はカメラを持ってません「I don’t have a web camera」→ちゅ、中学生か!?いや、小学校でこのくらいは習うかも??と落ち込む。

3日目:20代セルビア人男性。体育会系。イヌを買っている。ゴールデンレトリバー。英語だけではなく、5か国語話せる!?趣味は、スポーツと体を鍛えること。お話し好き。

学んだこと:つい好きなサッカーチームを聞いたら、一方的に話され、ほとんど聞き取れず。でもハーブについてもシェアしてくれた。祖母が「エキナセア」を「風邪の時は飲みなさい」と言っていた。すごく苦いという印象しかないそう。自分的には「ラベンダーティが好き」なんだとか。セルビアでは、男子もハーブティ飲むんだねえ。それと、「ハーブ」は「あーぶ」みたいに発音。「My job is teater of herbs.」と言ってみる。

5日目:20代フィリピン人女性。とっても発音がクリア。大学院で語学の勉強を続けている。ダボ在住。明るくて話しやすい。

学んだこと:今日はちょっと感動的なことがあった。今日は楽しく冗談でもかましてやろう。と思って教材の「小さいころ何になりたかったですか?」という質問に「When I was a kid,I wanted to become a witch!」(子供のころは、魔女になりたかった)という答えを用意。すると「OHHH!HaHaHa!!」と喜んでくれさらに「Right now, I’m living my dream,because I’m now a master of herbs」って答えたらいいよ!って教えてくれる。な、なに???私は私の夢で生きてたんだ~。と気づかされて感動した!!!

コキリさんの声は宮沢りえちゃん

画像の説明:おお、コキリさん、なんか出てきそう!「魔女の宅急便」@スタジオジブリより

8日目:ボスニア人30代男性。本職はアーティスト。オンラインで英語教師もしている。日本の文化や映画に造詣が深いとある。日本語も少しできる。

学んだこと:とても穏やか。独特の空気感のひと。時間が余ったので、「明治神宮に外国人が沢山観光に来ている。彼らに『神道ってなあに?』と聞かれたら、なんて答えたらいいと思いますか?」と質問してみた。すると数秒考えて「way of  life」と答えた。すぐ辞書を引いたら「生き様、生き方、生活様式、日常当たり前のこと、暮らし方」ほーーーっ!と感心。そもそも、日本語で「神道って何?」って聞かれても、そんな答えすぐにできないと思う!!

 

10日目:セルビア人女性。50代のヨーロッパのご婦人風。恰幅がよく、温かい雰囲気。趣味は料理と、読書、ハイキング。

学んだこと:ようやく趣味が合う先生が現れた!Herbを育てている!!お互いのハーブの話で盛り上がる。さらに、ペパーミントは「Calming的な効果もある」ということを伝えたら「とっても勉強になるわ」と喜んでもらえた。日本オリジナルのハーブの話をもっと聞きたいという。う、話せない…。次回までに用意しておこう!!

 

13日目:フィリピン人女性。30代。リアル英語学校の先生。厳しめ!そして大学は哲学科というなんだか、冷静沈着で若干とっつきにくい印象。

学んだこと:発音のチェックが細かい!!そして文法もすごい勢いでタイピングして訂正してくる!!さすがリアルに語学学校で教えてるだけある。勉強になりますが、毎回だと嫌になりそうだなあ。でも最後の質問で「東京は仕事がハードな人が多い。とてもストレスフルだと思う。だから、マインドとボディどちらも癒せるようにハーブとカラーセラピーを勉強したんだ」というと「Agree!」と共感してくれて「私も忙しい生活をしているからよくわかります。マインドとボティはつながっていると思う。マインドをいやさなければボディは癒されない」と言っていたのがとっても印象的。

 

15日目:ジャマイカ人女性。40代。明るい。とにかくパワフルにほめてくる。いいねいいね~!って感じのノリ。子供向けの英語塾で教師をしている。

学んだこと:カラーセラピーについて興味深々だった。ジャマイカでは音楽セラピーがあるらしく、音楽がみんな大好き。とくにレゲエアーティストは尊敬すべき存在なんだとか。先生が黄色を着ていたので「とっても明るくて、あなたにピッタリの色ですね。」と言ったら、すごく喜んでくれた。ジャマイカの国旗の色の話もしてくれたが、聞き取れなくて残念。私は日本の国旗の色も紹介しようと思ったが時間切れ+日本の国旗ってどう紹介したらいいのだろう?

【以上、学習メモの書き起こし終わり】

15日後、気が付いたら、わたくし意外と英会話を楽しんでた♪これは初めての経験かもしれません。

英語を学習しようとすると「文法が大事」「語彙力だよ、単語やイディオム学習を毎日やれ」「暗記×3」「毎日15分NHKのラジオ英会話をやれ」とまずそんなことを言われる(笑)

先生がいうことだから、できる人が言うからとかってやってみるものの、ちっとも続かない。

思えば、「意味が分からず暗記」「毎日の継続を強制される」「法則をまず覚えさせられる」は、苦手なんです。私がいつまでも英語が苦手なのは、それを避けては通れないからかなあと思ってました。

画像の説明:わ、とうとう「ぽわん」と何か出た。で、できたよくしゃみ薬。この場面が好きすぎて(笑)「魔女の宅急便」@スタジオジブリ

でもね、アプローチが違っていたんだなあと。私にとって「先に法則」を覚えるのは苦痛でしかないから、「会話を実感してみる」ほうが早かったんですね。

①ぶっつけ話してみる。もちろん、話せない。でも、英語のパターンや回路を身をもって体験。とりあえず、I think と言ってから考えるとか、辞書を引くから待ってくれを使うと数秒時間が稼げるとか、分からなかったら正直にPassというなど。

②できる人のマネしたり、できる人に言い方を修正してもらいつつ少しだけ会話ができる状態になる。

③もっと会話がしたいと思う→文法を調べたり語彙を増やそうとする。実用に使えそうなものだけを反復して覚えていく。

④覚えたものをすぐ会話で実践する=不自然な言い回しは、できる人が訂正してくれるので、また新しいパターンを学習する。そうすると前より話が通じていくのを実感する=うれしくなる。

⑤うれしくなるから、次はこういうことを言ってみよう。と少しづつ文章が長くなったり語彙を工夫をしたりしてくる。=コミュニケーションが取れてくる。

③から⑤のループで少しづつできるようになるだろう。(これはまだ未来の話ですがw)

ハーブもアロマも、繰り返し飲んだり聴いたりしていると「ハーブ回路」「アロマ回路」ができてくるように思うことがあるんですが、英語もやっぱりそんな感じな気がしています。やっぱり、「体感型」かつ「超現場主義者」なんだなあ…。

このやり方は、きっと「英会話」に限らずにすべてに通じる「私の道」なんだろうなあと思いつつ。あとタイセツなのは「教える」というより「一緒に楽しむ」ができる先生を見つけることかな。

もちろん、英語学習に関してはまだ入り口の入り口。これからどんなことがあるのか、またちょいちょい、こちらでもご報告させていただきますね。

来週には、実践の旅も待ってるし~!

Enjoy with me ☆彡

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