色と植物、本日は看板に偽りなし(笑）アメリカのHerbや植物療法について、そしてポートランドについて書きます。
【ポートランドは「アメリカ１住みやすいのか？」】
「アメリカNO1の住みやすい街」「若者がこぞって引っ越したがっている」とよく耳にしたポートランド。行ってみてどうだったか？というと
①車で少し（１時間くらい）行けば雄大なオレゴンコースト、海、滝・・など自然が豊富。
☆マルトノマの滝＠コロンビア
②町はコンパクト、かつ車がいらないくらい交通機関が発達。自転車でもぐるっと回れる便利な広さ。
③美味しいレストラン、スモールブリュワリー、オーガニック、ビーガンフード…など選択肢も豊富においしいものがある。
④エリアによって、特色がありダウンタウン、パール、ディビジョンなど個性豊かで楽しめる個人商店も沢山ある。
⑤毎日どこかしらでファーマーズマーケット、週末はメーカーズマーケットも。
確かに・・・住みやすいですね。
発展の影には２つの特徴的な人種のクロスオーバーが起こったからだという話を現地で聞いて、これはとても興味深かったです。LAやサンフランシスコ、サンノゼ（シリコンバレー）などで「一発あてた」もしくは「もともと西海岸に住むリッチな人」が「次なる都市を探して北上」という流れと、もともとポートランドに住む「職人気質」「こだわり屋」の人たちがうまいことマッチングしたことがこの都市が発達するきっかけだという説です。「地産地消、オーガニック、自分たちで全部作っているなど大都市の流通に乗らない新しいものを求める人たち」と「こだわりを提供したい職人」「地域や地元で作ったものを大切にする人たち」の、ほしい、与えたいがうまいことマッチングして、さらにポートランドの政策がそれを後押ししました。スタートアップしやすい仕組みを作ったので、税金が高いカリフォルニア州（オレゴン州であるポートランドは消費税がかかりません。）地価が上がり続けるサンフランシスコやNYなどから、若い起業家の流入が始まりそれが発端になり、経済が活性化しているように感じました。
そんなポートランドですが、最近は地価がどんどん高騰しているらしいです。もともと住んでいた純粋な地元の人たちは、家賃が高騰しすぎて、ポートランドに住めなくなりどんどん北に移動しているのだとか。思わず、「築地」の移転費用が払えずに廃業してしまった人たちのことを思い起こしてしまいました。なんだか、切ない気分になる話ですね。
【Herbや植物療法について】
アメリカでは、植物療法やHerbが日本に比べて発達しています。一番の理由は、日本と違って「国民皆保険」ではないということ。もちろん、ほとんどの人が個人保険に入っているのですが、日本のように簡単に「病院」には行かないそう。風邪やちょっとした不調は「自力で治す」。逆に「薬や強烈サプリを薬局で買えるので訳も分からず薬漬け」になってしまう人達もいるようですが、最近は「Herb」や「代替え療法」を使う人、そして何より「予防に力を入れる」人も増えてきたとのこと。エクササイズやヨガ、瞑想や呼吸法などなど。そしてOganicやViganを選ぶのも、かっこつけたいとか(笑）、信条としてそうしているとか、生き方として選択するということ以外に「健康に気を付ける」という動機も強そう。
さらに話を聞いてみると「牛や家畜は病気を促進する」とはっきり考えている人もいましたね。「病気の原因は家畜だ」と言っていたアメリカ人もいるし。そんなアメリカ産の「家畜」を輸入していて沢山食べる日本人て…。まぁ、きちんと各自デトックスできれば問題ないとは思いますが。
そして、ファーマーズマーケットで出会ったハーバリストの方に聞いたのですが、病院でもHerbのプロダクトを扱っているところがあるそうです。
☆ファーマーズで知り合った方のプロダクト。はちみつと沢山のハーブが入っています！「BEE RUB」は病院に納品しているそう。
写真にもありますが、オーガニックスーパーでは本当にたくさんのHerbを使った商品、フラワーエッセンスからティンクチャー、お茶や、サプリメントなど沢山扱っています。こんなにたくさんの商品があるってことは、かなり使っている人も多いということですわね。
☆Holefoodsでは、ハーブティの量り売りも！
もっといろいろな話を聞いてみたかったけれど、私の英語力の限界（っていうほど話せないですｗ）もあり、次回はもっと突っ込んで聞けるように日々先生と格闘してます(笑）そして、知人に聞いたところポートランドにはハーバリストの人もたくさんいるそうです。ワークショップなども開催されているようなので（スーパーとか、本屋とかの掲示板に貼ってあるのを何度か見かけました）短いワークショップに参加してみるのも面白いかもしれませんね！！
やっと次回から、シャスタ編へ～♪
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